iPhoneの背中にピタッと磁石でくっつけて充電できる「MagSafe」。
「磁石から電気が流れているの?」「Apple製品でしか使えないの?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は番外編として、ワイヤレス充電の仕組みや最新規格「Qi2」について分かりやすく解説します!
第1回〜第3回で学んだ「W(ワット)」の知識もここでバッチリ繋がりますよ!!!
衝撃の事実!磁石は「電気を送っていない」?

Tomoya先生!
MagSafeって磁石でピタッとくっついて充電されますけど、あれって磁石からスマホに電気が流れているんですか?
チゲ先生実は…磁石自体は1ミリも電気を送っていません!
Tomoyaええっ!?じゃああの磁石は何のためにあるんですか?
チゲ先生磁石の役割は『コイル同士の位置合わせ』なんです。
- 送電コイル: 実際に電磁誘導(磁界)で電気を送るパーツ。
- 磁石リング: 充電器とスマホのコイルを寸分の狂いもなくピッタリ重ねるためのパーツ。
チゲ先生従来のワイヤレス充電(Qi)は、充電器の上にスマホを置くときに位置が少しズレると、充電効率が落ちたり充電が止まったりしていました。
MagSafeは磁石の力で『カチッ』と正確な位置に固定することで、常にベストな効率で充電できるようにしているんですよ。
Tomoyaなるほど!
『送電するのはコイル』で、『磁石はガイド役』だったんですね!
Appleだけじゃない!最新規格「Qi2(チー・ツー)」とは?
Tomoyaでも、MagSafeってApple(iPhone)だけの特別な機能ですよね?
Androidの友達が羨ましがっていました。
チゲ先生以前はそうだったのですが、今は違います!
AppleがMagSafeの技術を国際規格団体(WPC)に提供して作られた、『Qi2(チー・ツー)』という新しい世界標準規格が登場したんです。
| 規格名 | ワイヤレス充電 | 磁石での位置合わせ | 対応機器 |
| Qi(チー) | ○ | ×(位置ズレしやすい) | スマホ全般 |
| MagSafe | ○ | ○(ピッタリつく) | 主にiPhone |
| Qi2(チー・ツー) | ○ | ○(ピッタリつく) | iPhone / Android双方に拡大中 |
チゲ先生ですから現在は、AndroidスマホでもQi2対応モデルであれば、磁石でピタッとくっつくワイヤレス充電が使えるようになっています。
ワイヤレス充電でも「W(ワット)」のルールは同じ!

Tomoyaワイヤレス充電の商品ページを見ていると『最大25W出力!』とか書いてあります。
これも有線のときと同じで、25Wがそのままスマホに流れるわけじゃないんですよね?
チゲ先生素晴らしい!その通りです。
第3回で勉強した『最大供給能力』と『実際に受け取る電力』は別というルールは、ワイヤレス充電でも全く同じです。
💡 ワイヤレス充電でもW数の考え方は一緒!
- 充電器の「最大25W」= 充電器側が出せる最大のパワー。
- スマホ側が発熱やバッテリー残量に合わせて「今は10Wで受け取ろう」などと自動コントロールしている。
チゲ先生ワイヤレス充電は有線ケーブルよりも熱を持ちやすいので、スマホ側が安全のために細かくW数を制御しているんですよ。
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シリーズ全体のまとめ:もうモバイルバッテリー選びで迷わない!
Tomoya先生、全4回の授業でモバイルバッテリーや充電の仕組みがすっごくよく分かりました!!
チゲ先生お疲れ様でした!最後に、シリーズ全体のおさらいをしておきましょう。
- [第1回] W(蛇口=給電能力)と Wh(タンク=容量)を別物として見る!
- [第2回] PC充電は「PCの必要W数」以上の出力ができるバッテリーを選ぶ!
- [第3回] USB-PDは充電器と機器が「電気の会話」をするから高出力でも安全!
- [第4回] MagSafeやQi2の磁石は「コイルをピッタリ合わせるため」にある!
チゲ先生この知識さえあれば、商品ページの複雑なスペック表を見ても、自分にぴったりのモバイルバッテリーを自信を持って選べるはずですよ!
👇 「もう一度復習したい!」「見逃した回がある」という方はこちらからどうぞ!
- 🔗 [第1回] 「W」「Wh」「mAh」の基本!スペック表の謎を解く
- 🔗 [第2回] ノートPC用モバイルバッテリーの選び方と「W不足」の恐怖
- 🔗 [第3回] 100W充電器をスマホに挿しても大丈夫?「USB-PD」の賢い仕組み
- 👈 [第4回・本記事] 磁石で電気を送ってるわけじゃない?MagSafeとQi2の秘密



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