ソロ個人開発の週次チェックリスト。やる/やらないを15分で決める

ソロ個人開発の週次チェックリスト。やる・やらないを15分で決める判断手順の紹介。

「今週も候補が多すぎて、何からやるか決まらない」

Tomoya

先に答えます。

ソロ個人開発の週次チェックリストは、受け皿を「今週やる/保留/やらない」の3つに分け、
今週やるは上限(目安3〜5件)まで決めることです。

入らないものは捨てません。「今週はやらない」に落とします。なぜこの数字か、どう仕分けるか、コピーできる表まで、このあと一気に置きます。

読む時間は約8分です。表はそのまま使えます。


目次

ポイントは次の3つです

  1. 15分の順は、仕分け→上限→次の一手1行です。
  2. 穴埋め表の欄は、候補・分類・理由・期限/枠・次の一手の5つに絞ります。
  3. 「やらない/先送り」は、期限なし/影響小で重い/今週やらなくても困らない、で切ります。
Tomoya

よく聞かれる点を、先に表にします。

よくある質問答え
今週やること、どう決める?3つの受け皿に分け、今週やるは上限まで。余りは今週はやらない
捨てなきゃいけない?いいえ。捨てではなく「今週はやらない/保留」で十分です
AIの週次振り返りと何が違う?ここでは人間が埋める判断表。走らせ方は別記事へ

今週やることの決め方。15分の判断手順

Tomoya

タイマーを15分にして、この順だけ守ってください。

  1. 候補を全部書き出す(まだ仕分けない)
  2. 各候補を「今週やる/保留/やらない」に振る
  3. 「今週やる」が上限(目安3〜5件)を超えたら、超えた分を保留かやらないへ戻す
  4. 「今週やる」の先頭1件だけ、次の一手を1行書く
  5. タイマーが鳴ったら終了。週の途中で表を増やしすぎない
なぜ上限を3〜5件にするか

ソロは「自分1人の週」しかありません。件数を増やしても、同時に進む仕事が増えるだけで、どれも中途半端になりやすいです。

  • Shape Up(Basecamp)は、先に「この仕事にかける時間」を決め、時間は固定して中身の範囲で調整する、と書きます。
  • やるかどうかを決めるときも、「この問題に、その時間を払う価値があるか」を問います。
  • Linear Methodも、短い周期で次に必要なことへ集中し、抱えすぎずに決めて進む、と書きます。

3〜5は魔法の数字ではありません。開発時間が少ない週は2〜3、まとまった時間がある週は5前後で構いません。

大事なのは、先に数字を書いてから仕分けることです。気分で上限を上げない、がこの型の核です。数字を後から動かすと、また抱え込みに戻ります。

なぜこの順番か

Shape Upでは、思いついたアイデアはまず「面白いね、いつか」で受け止めます。すぐにやると決めたり、共通の積み残しリストに入れたりはしません。

やるかを決める場では、「その問題は大事か」「かける時間は妥当か」「解決案は魅力的か」「今がその時か」「手は空いているか」を確認します。ソロでは最後を「今週の自分の枠があるか」に読み替えます。

Linearも、終わらなかったものは次の周期へ繰り越してよい、という前提です。だから「全部今やる」必要はありません。

条件行動
候補が頭の中にしかないまず全部書き出す。仕分けは後
今週やるが上限超え影響が小さいものから保留/やらないへ
次の一手が1行で書けない今週やるに入れない。小さく切るか保留
理由が「なんとなく」分類を保留に戻す

わかりやすく言うと、今週やるはお皿、上限はお皿の大きさです。
お皿より多い料理は、捨てずに「今週は出さない」棚に戻します。

棚に戻したものは消えません。来週また同じ15分で見直せば十分です。本当に大事な候補は、捨てなくてもまた浮かんできます。

AIで週次を走らせる型そのものは、ここでは扱いません。


穴埋めチェックリスト。やる/保留/やらない

使える表がこの記事の核です。公式に「15分テンプレ」という単一の穴埋めはないので、Shape Upの企画項目とLinearの短い仕様(なぜ/何を/どうやって)をヒントに、ソロ用に欄を絞りました。

コピー用の表です。

候補(何を)分類理由(1行)期限/今週の枠次の一手(1行)
今週やる/保留/やらない
今週やる/保留/やらない
今週やる/保留/やらない
今週やる/保留/やらない
今週やる/保留/やらない
欄は次の5つだけ
  1. 候補:名詞で書く(「ログイン改善」のように曖昧なら、終わりの形まで足す)
  2. 分類:今週やる/保留/やらないのみ(第4の箱を増やさない)
  3. 理由:なぜその分類か、1行(後で自分に説明できること)
  4. 期限/今週の枠:いつまでに/何時間まで
  5. 次の一手:今週やるの先頭だけ必須。保留・やらないは空でよい

候補の大きさの目安は、「1週間で終わるか」です。Linearも、タスクを小さく切り、1週間に複数終わる大きさにすることをすすめています。次の一手が1行で書けない候補は、まだ大きすぎる合図です。

具体例です。

「決済導線を整える」だけでは次の一手が書けません。一方「Checkoutのテスト支払いを1回通す」なら、分類も期限も書きやすいです。曖昧な候補は、終わりの形が見えるまで小さく切ってから「今週やる」に入れてください。

最初の有料ユーザーや課金の話は、ここでは広げません。候補のひとつとして表に載せるだけにしてください。

試しに、先週「やること」として抱えていた件数を数えてみてください。多かった人ほど、上限を先に書く効果を感じやすいはずです。

週次の穴埋め表の記入例。今週やる3件と、保留・やらないに分けた候補が並んでいる
記入例:今週やるは上限まで。余りは今週はやらない

記入例の読み方です

「今週やる」は上限の3件で止め、それぞれに期限と次の一手を書いています。

「ダークモード対応」は、手間に対して今週の目標への効きが薄いので「やらない」です。「通知設定の細かい見直し」は必要ですが今週の枠がないので「保留」にして、来週の15分でもう一度見ます。

表を置く場所の目安

紙や手帳でも十分です。週次で見返すなら、コピーしやすい場所に1枚置くだけで構いません。

  • 紙/手帳:画面を増やしたくないとき。写真を残すと振り返りやすい
  • スプレッドシート:列を自分で足したいとき。テンプレ作りすぎに注意
  • Notion:メモと週次表を同じ場所に置きたいとき
  • Todoist:次の一手を日付付きタスクに落としたいとき
  • ClickUp:すでにそこに寄せているとき。ステータスを細かくしすぎない

おすすめは、「今週やる」だけを毎日見る場所に出し、保留/やらないは週頭以外開かないことです。新しいツールを足す必要はありません。既存のタスク管理があるなら、その中に「今週やる」の一覧だけ作れば足ります。


やらないことの切り分け。先送りの3つの型

やる側だけ埋めると、また積み上がります。「やらない」まで決めて、はじめて15分が完了です。

Tomoya

当てはまったら「今週はやらない」か「保留」です。

  1. 期限なし放置:いつまでに必要か言えない
  2. 影響小で重い:手間に対して、今週の目標への効きが薄い
  3. 今週やらなくても困らない:今か後かで「後」でよい

Shape Upは、やると決めなかったものは手放してよい、という考え方です。決めた時間を超えたら原則延長せずに練り直すこと、「必須」と「あると良い」を分けること、細かい寄せ集めを1つの大仕事にしないことも書かれています。

Linear Methodも、積み残しを全部抱えなくてよい、という立場です。重要なものはまた浮上し、優先度の低いものはそのまま終わる前提です。

切り分けでは、優先/非優先の理由を自分に説明できるかを見ます。「進めると他が楽になるもの」と「本当に邪魔か(実は『あると良い』程度ではないか)」を分け、「今か後か」「大きな目標に効くか」で切ってください。理由が言えない候補は、保留かやらないへ戻すのが安全です。

コピー用の切り分け表です。

候補当てはまる型今週の扱い
期限なし/影響小で重い/今週やらなくても困らないやらない/保留
やらない/保留
やらない/保留
条件行動
3つの型のどれかに当たる今週やるから外す
邪魔だと思ったが「あると良い」程度だったやらない(または後で再浮上待ち)
必須だが今週枠が無い保留。枠を空けてから戻す

AIと自分の役割分担の全体図は、ここでは再掲しません。

ここで迷いやすい点

  1. 上限を「気分」で上げない(先に数字を書く。枠が少ない週は2〜3でよい)
  2. やらない=永久破棄、と誤解しない(今週はやらない、でよい)
  3. 候補を細かくしすぎて15分を超えない(まず粗く仕分ける)
  4. 管理ツールを増やしすぎない(表が1枚あれば足りる)

まとめと次の行動

今回のまとめ
  • 順は仕分け→上限→次の一手1行
  • 上限は目安3〜5。自分の週の枠に合わせて数字を先に書く
  • 表の欄は候補/分類/理由/枠/次の一手
  • やらない側は3つの型で切る
  • 管理は紙でもツールでもよい。表が1枚あれば足りる

次の行動は2つです。

Go1:上の穴埋め表を、紙か使っているツールにコピーし、タイマー15分で今週分を埋める。
Go2:埋め終わったら、先頭1件の次の一手だけ今日やる。

※本記事の考え方は、Basecamp の Shape Up と Linear Method を参考にしています。「15分」という時間は、この記事で決めた目安です。

出典

  1. Shape Up(Basecamp)
  2. Linear Method:Introduction
  3. Linear Method:Prioritize enablers and blockers
ソロ個人開発の週次チェックリスト。やる・やらないを15分で決める判断手順の紹介。

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この記事を書いた人

始めまして。このブログを運営するTomoyaです。
未経験個人開発者。AI×個人開発(Vibe Cording)で学習して参入してくれる人が増えて広がっていくと良いなと思って始めました。

実際に作成→デプロイ(公開)→運営を行ってそれについての問題や疑問を記録していきます。
また行っていく上で内容(セキュリティ・制限など)にもこだわっていきたいなと思っています。

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